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インプラント治療の流れ
治療の流れ


インタビューを行います。
患者様の思いやお困りのこと、インプラント治療に何を期待されるのか等々、診察室がすべて完全個室なので他の患者様が気にならないで様々なことをご相談できます。本当にインプラント治療でいいのか?もっといい方法はないのか?精密検査の説明もします。
次に
デンタルドック(精密検査)を受けていただきます。
・模型診断:お口の型を2組取らせていただきます。模型ができあがったら一緒に見ながら診査していきます。
・口腔写真撮影:お口の写真を撮影させていただきます。できあがったら、虫歯や以前の詰め物・被せ物の状態を一緒に診査して
いきます。
・歯周病の検査:歯周ポケットを1本の歯で6点計測していきます。組織の付着の強さも把握します。
・レントゲン診査:オルソパントモ、デンタル写真、CT診断を用い、正確に一緒に診査していきます。
・咬み合せ診査:フェイスボウという特殊な器械で咬み合せを採ります。上顎の付着状態が自分と同じに再現できるので、正確
な判断ができます。上下の口腔模型を器械に再現させるために顎の筋肉のバランスのいいところで咬み合せ
を2個採ります。口の中で起きている咬合の不調和をチェックして、模型と比べて診査します。
最後に、咬み合せに関係する筋肉に痛みがないか触診をしてチェックします。
そして、これらを総合してインプラント治療が可能かどうか、治療計画を患者様と一緒に立てていきます。






埋入部位の模型診査、粘膜診査、部分CT撮影で診断を行い、インプラント手術の日程を決めます。
当日:骨質にあったインプラント(フィクスチャー)を選択し、顎の骨にインプラントを埋入します。
術後のフォロー:手術終了後、術後の注意事項などを説明し、次回から経過観察日程を決め、予約を取らせていただきます。
通常、翌日、傷の具合を見せに来院していただき、腫れがなければ1週後に糸を除去し、
1週間ごとに、経過観察をしていきます。
1.5か月後、2次手術、仮歯、上部構造(本物の歯)を製作していきます。



2次手術:
インプラントの封鎖スクリュウを歯肉の形を整えるためのヒーリングスクリュウ⇒アバットメント(インプラントと上部構造を繋ぐための土台)に交換する手術です。
仮歯の製作:
歯肉が治ってきたら、仮歯を入れてインプラントに結合した骨に力を加えて丈夫にしていきます。
さらに仮歯にはインプラント周囲の歯肉の形も整える重要な役目があります。
最終的には仮歯が上部構造(本物の歯)の形を決めます。



最近では全ての患者様でジルコニアという丈夫なセラミック素材を用いるようになってきました。
メーカー[大信貿易(株)]では5年保証もしています。今まで以上に信用度も高くなって来て安心してお使いいただけるようになってきました。
もちろん当医院で使用しているインプラント(ストローマン社製)は2012年4月から埋入されたインプラントに関してはメーカーで永久保証するようになってきました。
さらにさらに安心できるようになってきましたね!!



必ず、メインテナンスを受けてください!!
インプラントはチタン製なので虫歯にはなりませんが、自分の歯から歯周病菌はうつってきます。
ご自身の歯周病のコントロールができていないとインプラントもインプラント周囲炎になり、せっかくできた付着が壊れてきます。
インプラントだけでなく、自分の歯の歯周病コントロールもインプラントを長期に使用していただくためには必要になります。
咬み合せのコントロールも同じです。安定した咬み合せが必要になってきます。定期的にチェック、調整が必要です。
メインテナンスの期間:
歯周病にかかったことがある方:歯周病のリスクの程度に応じて個々の歯でメインテナンス期間を決める。
歯周病は非常に再発しやすい病気です。
全身の病気にも影響を与えているので発症させないことが重要です。
コントロールできれば手術しなくても歯周組織の再生が起こります。
インプラントは基本3か月に一度のメインテナンスを行っていきます。
歯周病がない方:虫歯のリスクに応じてメインテナンス期間を決めます
インプラントは基本3か月に一度のメインテナンスを行っていきます。
メインテナンスの内容:
・インプラント周囲の歯肉、骨の状態をチェック
・噛み合わせのチェック
・歯磨きの状態のチェック
・インプラント並びに自分の歯をPMTC、自分の歯にはフッ素塗布を細かくしていきます。